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立山砂防 – 「立山・黒部」を誇りとし世界に発信する県民の会

「富山」の文化遺産を「世界」の宝に。

立山・黒部ゆめクラブ

tateyama-sabo

立山砂防

立山カルデラは、弥陀ヶ原火山などが大雨などの浸食を受けて形成された東西6.5km、南北4.5kmの楕円形の巨大な窪地です。

ここは、世界で他に類を見ない降水量、脆弱な地質、膨大な崩壊土砂、巨大な活断層、そして、平均河床勾配1/30の急流河川という過酷な環境となっています。

この立山カルデラには、長年にわたり崩れを防ぎ、流れ出す土砂を止め、下流の富山平野に住む人々を土砂災害から守り続けてきた立山カルデラの歴史的砂防施設群が存在します。

常願寺川砂防施設(国指定重要文化財)

泥谷砂防堰堤

泥谷堰堤

常願寺川支渓である泥谷に、浸食の拡大防止のため設けられた階段式砂防堰堤で、日本の伝統的な山腹工を組み合わせ、昭和13(1938)年に完成しました。現在は周囲に樹木が生い茂り、自然の小渓谷の景観となっています。

白岩砂防堰堤

白岩堰堤

立山カルデラ内の土砂を安定させるため、カルデラの出口に設けられたもので、昭和14(1939)年に完成しました。我が国随一の堤高63m(副堤を含めると108m)を誇る大規模な砂防施設であり、方格枠による土堰堤と重力式コンクリート堰堤との複合構造となっています。

本宮砂防堰堤

本宮堰堤

常願寺川の中流域で土砂を貯めるため設けられたもので、昭和11(1936)年に完成しました。貯砂量は500万立方メートルを誇り、堰堤の表面は間知石張で造られており、周囲の山並みに調和した堰堤となっています。